日本以外のアジア圏ではなぜ電車内でケータイ使っても咎められないか


http://wiredvision.jp/blog/kogure/200802/200802121100.html

それはアジア圏の人の「声がでかい」からでしょう。


そもそも、日本における大衆心理としては、
携帯電話を電車で使っていていやがられる理由は、
ペースメーカーなどではなく、
「うるさい」「うざい」からではないでしょうか。


日本の電車の乗客は、通常は静かに乗っています。
どれくらい静かかというと、ウォークマンのシャカシャカ音が気になるくらい。
電車内で会話する風景はあまり見かけませんし、
会話するにしても、普通のひとは、周囲の耳にとまるほどの大声ではしゃべりません。


ところがですね、
台湾とか、香港とか、中国とかの、そこらの連中、
道の往来とか電車内とかレストランとか、
公共の場で、それはそれは「デカい声」でしゃべりやがるんですよ。
人あるところに喧騒あり。


そうでなくても、基本的にみな声がでかいです。
フライトアテンダントに呼びかける中国人乗客が
ぼそぼそと話す姿を見たことがないですね。ええ。


ということはですね、
ケータイなんてなくても、公共の場は、いつも話し声で
とてもとてもやかましいんですよ。


ということは、
いまさら話す相手が隣の人から電波の向こうに換わったところで、
喧騒がこれ以上増えるわけでもないですし、
そもそも喧騒というのは電車内でも日常風景なんですね。
これが普通だから、
彼らにとっては「やかましい」「うざい」という気も起きないんじゃないでしょうか。


そんなわけで、
鳴った電話は取らないとマナー違反、という常識以外にも、
事情があるんじゃないでしょうか、というお話でした。