大阪オートメッセとWeb媒体の偏向報道

先月の話にはなるが、
大阪オートメッセ行ってきた。


・ヤンキー優勢。
・オタク関連製品はメーカー、ワークス系のみ。それ以外の企業は基本ヤンキー向け。


なのに、
Webマガジンの扱い方が偏っていて。


Response
http://response.jp/article/2014/02/17/217420.html


Car Watch
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140218_635608.html


これらはどちらも自動車メーカー、チューニングカー、ワークスの写真が掲載されているが、
実際のところは、おそらくあちこち探しまわってようやくこれだけだ。
会場には、この10倍以上の、「ドレスアップ」カー、パーツがわんさか展示されていた。


報道の義務とかそういう文句を言うつもりはない。
ただし、彼らはある特定の要素のみを選択している、ということは事実だ。
そして、その選択は、全体の縮図ではない。


まあ彼らも商売だ。また、ショウの主催者も商売だ。
これらWeb媒体は、明らかに対象読者が好む内容を選択して掲載している。
理由は、そのほうが媒体に適した広告枠を作成し高く売れるから。
そして、
当然ショウの主催に許諾を得て取材をしているのだから、
継続的に取材の便宜を図ってもらうために、
来場者を増やすための協力を行う、というインセンティブが働くのは道理ではある。


しかし、この内容を見て期待して会場に行った人は、期待を裏切られると思うんだ。
そういう人はリピーターにはならないんだが、いいんですかね?
それは、ショウ主催、取材側のどちらにとっても不幸なことだと思うんだ。


それとも取材側は、
「自分たちは読者を会場まで導くのが仕事で、入場した客を満足させるのは主催の仕事だ」
って割り切りなんですかね。


オタクとヤンキーの市場の共通点と相違点については、
別に論じたいところだが、本タイトルの内容としてはここまで。