まだ中国にいます

恐怖の地方都市遠征からは戻りました。
まだ数日は中国ですが。


今回の出張の荷物でのベストな選択:
シャナを8巻まで持ってきたこと


今回の出張の荷物の残念な選択:
シャナを8巻までしか持ってこなかったこと


海外出張において、案外文庫本はいいものです。
離着陸時は電子機器が使えないので、
iPodとか使えません。
この点では電子書籍も同じなので、
青空リーダーとzero3の組み合わせもだめです。


基本的に読むのは早いほうなので、ラノベなどあっという間です。


というわけで、
以前から「いつか読もう」と思っていた
灼眼のシャナ」にようやく手をつけました。


最初の2〜3巻くらいでは、「?」と首をひねるところもありますが
だんだん違和感が少なくなる、というか、
話のスケールがいい具合に大きくなっている、というか。


1巻の、主人公が自分がトーチであることを受け入れることと、
自分以外のトーチを間ではない、ただのモノとして扱うことを決断することの
心情描写が、いちばんおいてけぼりな部分にはなるのですが、
そこをいったん認めたあとの心理の駆動は、面白いですね。


で、
そうですか、ハルヒイラストレーターが同じですか。


以前、西尾維新を読みあさっていたころ、
「世間のラノベのフォーカスはこっちじゃない」ということがわかって
ハルヒ、シャナ、ドクロちゃん
どれから手をつけようかと考えて、
なんとなくハルヒから手をつけたら、
えらいことにそれが一番ヒットしたという。


ハルヒの新作が、予定より半年も遅れている模様だし、
西尾維新刀語も次で終わりだし、
(しかも残念なことに、自分には非常に「薄い」作品に思えてます、11巻まで読んだ限り)
未読の作品を読むにはいいタイミングかと思った次第で。


とりあえず、
この作品については、技巧や構造については
多分特筆するものはあまりないのではないかと思ったりするのですが。


あと、
この作者も大阪のひとですか。
谷川流兵庫県神坂一大阪府西尾維新京都府
あれですか、関西はラノベの一大生産地ですか。


...Leaf、Keyも関西だった...(笑)