ヘッドホンの断線

先日、日本橋にヘッドホンの専門店が出来てまして、
たまに覗いています。

e★イヤホン、という店です。


わたしはヘッドホンを主に2つの目的でそれぞれ使っています。
1)DTMのモニタ用
2)通勤時などに音楽楽しむ用


1)は、以前奮発してオーテクの2万くらいのオーバーヘッドを買いました。
それまではAKGの4〜5千円のを使ってましたが、
音に色が付き過ぎるきらいがあったので、リスニングにはいいけど、モニタには不向きかな、と。
んで、プラグの擬似断線時に思い切って高額なものに手を出しました。


2)ですが、とにかく断線するので、消耗品と割り切っています。
平均寿命は3〜6ヶ月って感じです。


で、同様の人がいないかな、とググッテ見たら、
当のe★イヤホンのブログがありました。


http://ameblo.jp/e-earphone/entry-10279067049.html


え?根元?


うちの場合、3.5φプラグ側だけでなく、
ヘッドホン側の場合もあれば、Yケーブルの分岐部分の場合もあります。


個体によって断線箇所は様々。


そもそも論として、断線対応というのは
まともに考えると難しいはずなんですね。
ケーブルのようなものは、屈曲に一番弱いところが集中して折れ曲がるので、
たとえば一番弱い箇所があるとして、そこを強化すると、それまで2番めに弱かった場所が
負荷にさらわれるわけですね。


そうなると、ケーブル全体に平均的に曲げ負荷がかかるような作りにする必要が出てくるわけですが、
それをやろうとすると、全体に曲がりにくいケーブルになるわけなんですね。


となると、ある種ケーブルが切れる、というのは宿命なわけで。


こういう状況はヘッドホンの価格によらず起こってしまうので、
気合を入れて1万円のヘッドホンを買っても数ヶ月でケーブル切れてお釈迦なわけです。


となると、
「そこそこの値段でそこそこの音質のものを使い捨て感覚で使う」
しかなくなるわけで。


でも、「ケーブル断線なんて起こったこともない」という人もいるので、
そのあたりがすごい謎なんですが。
なんなんでしょうね。