食料自給率の話
日本は「ブランド米」があるんで、
米はどこでなにを作っても同じように売れるわけではありません。
それと比べて、
アメリカとかの小麦はどうなんでしょうね。
「○○産の××種を用いた小麦を使用したパン」といったものに
欧米の多くの消費者は価値を見出しているんでしょうか?
(そもそも「消費者」という言葉は、とくに欧州だと、単一の階層を指していないでしょうけど。)
想像するに、欧米においても、普通は、小麦のブランドより、
パン屋のブランドのほうが強い気がします。
(違ってたらごめんなさい)
小麦そのものへの訴求ポイントというと、せいぜいが、
無農薬とか、遺伝子組み換えとか、非中国産とか(笑)
国だって、過剰に買い取ったものを売らなければいかんわけです。
小麦だと、備蓄していたものを、
パンにして売って使い切るのに、大した問題はないでしょう。
でも、日本の消費者は、
「標準米」の「古米」をガンガン買ってくれるのでしょうか?