GWに遊びにも行かずに何をやっていたかというと

TEPP2008-05-06


こんなことしてました...


メーターパネルだけなら、アメリカでELパネルが売っているので
ebayで買って取り付けたら終わりなんですが、
その場合、針が赤いままです。


1)針の色変更
透明の針の裏に赤で塗装されているので、
耐水ペーパーで削り落とします。
プラモの要領で、だんだん目の細いペーパーに換えて
表面をきれいにします。


んで、蛍光ブルーを塗るわけです。
今回は、ガイアカラーというプラモ用塗料を用いました。
どうやら、タミヤなどメジャーどころでは出していないマニアックな色を
揃えている塗料のようです。
本物のコバルト顔料を用いた青とか。(今回は使ってませんが)


蛍光色は一般に隠蔽性能が低いので、
まずは赤を削った後に3回重ね塗りします。
ラッカー系なのでそれほど時間はかけずにすみます。
あ、はみ出ないようにマスキングしてから塗りますよ。


その後、下地(裏から塗っているので、下地が後で塗られることになります)として
ホワイトを塗ります。
2回くらいでいいでしょう。


2)光源LEDの仕込み
前回、電球の光源があったところにLEDを取り付けた場合、
針は真っ暗でした。
針を青くしたので、これで何とかなるかとおもったのですが、
残念なことにぜんぜん針が光って見えません。
どうやら光が拡散してしまって十分な光量が稼げていない模様です。


この対策は、
「針の根元に近いところにLEDを持ってくる」です。


当初はチップLEDの導入なども考えましたが、
光量が足りない恐れがあるのと、
手元の5φの砲弾型でも「削れば」メーターパネル基部のアクリルと
同程度の厚みまで持ってこれそうなことがわかったので、
そういう風に細工をしました。


そうと決まれば道具集めです。


アクリル切断用のホットナイフ
LED固定用のホットグルーガン


ただでもパーツ類と三国志大戦のカードでちらかりまくっている部屋に
樹脂の溶けたにおいとシンナー臭(さっきの蛍光ブルー)がしまくりです。


アクリルの適当なところにLEDを入れるための切り込みを入れます。
ホットナイフで切ります。
もとの導光の形状から、なるべく同じ方向にLEDを配置します。
中央の3つのメーターは、針が側面から光を取りますが、
スピード、タコ、ブースト計は底面から光を取るので、
LEDが下から上に光を出すように、LED先端を楔形に削ります。


さて切り込みを入れたら切り口を整え、
あらかじめ削っておいたLEDをホットボンドで固定します。


で、組み込んで配線します。
電源は、もとの電球をもぎ取ったあとのソケットに線をはんだ付けして取ります。
極性ですが、外側がプラスのようです。


と、文章で書くとそれほどでもないですが、
実際は試行錯誤の繰り返しになります。
だいたい、きれいに光っているかどうかは夜でないとわからないですし。
さすがに実験用電源を導入してから、作業中にチェックができるようになり、
事前のバグ出しがやりやすくなりましたが。


あと、周囲のスイッチなんですが、
どうにか左の2つについてはLEDを仕込むことが出来ました。
ただ、このスイッチの分解は、壊す可能性がかなり高いです。
まったくもってオススメできません。
2個ばらして、ようやく構造が把握できるというほどです。
実際、フォグスイッチから部品を奪ってポップアップスイッチを再生した状況です。
ハザードスイッチは、さらに部品が複雑な構造をしているため、
LED仕込みなんてやりたくねぇ...


で、
室内灯とかはまだぜんぜんなんですよね...
とりあえず、ウエッジのソケットを注文したとこです。